体が大きく変化する為に起こる不調 更年期の不調

ホルモンのバランスが変動する

更年期は女性にとって体が大きく変化する時期です。特に子宮の生殖機能が役割を終え働きが低下する為に、ホルモンバランスが変動し始めるので、それに伴い自律神経が乱れやすく様々な不調がでてきます。年期に起こる不調の程度は様々で、全く症状を感じない方もいれば、動けないといった生活に支障が出る程の方もおられます。体質や疲労の蓄積具合が関係している事もあるので、一人ひとりにあわせた治療が大切になってきます。

プレ更年期

更年期前の不調

30代後半から40代前半に起こる不調

更年期は閉経の前後5年の10年間ですが、その前に更年期の様な症状が出る事があります。閉経に伴うホルモンバランスの変動が更年期症状の原因ですが、ホルモンの分泌の低下は30代後半くらいから少しづつ始まっています。本来は不調が出る程の体の変化ではないのですが、過労による疲労の蓄積や寝不足など生活リズムが乱れていたりすると不調がでやすくなります。

ホットフラッシュ

更年期の症状

急なのぼせや発汗、動悸

特に運動をしたわけでもないのに、急に顔が熱くなり、それに伴い発汗や動悸などが出てくる症状です。数分で治まる場合もあれば、数十分続く場合もあります。更年期の症状でお困りの方に多く訴えられる症状です。

倦怠感

更年期の症状

何もやる気がしない、寝た気がしない

不眠と共に出てくる事が多いですが、朝起きた時から体がだるく動きたくない、何もやる気がしないといった症状です。睡眠も浅く、中途覚醒がある方も多いです。

イライラ

更年期の症状

全ての事が気に障る

体が大きく変化をしている時期なので、自分の事で一杯いっぱいで周りに気を遣う余裕がなくなっている為に起こる状態です。特にイライラ自体は病気ではないのですが、周りに強く当たってしまう罪悪感などを感じ自己嫌悪に陥ってしまうと悪循環になってしまうので、体を整え余裕を持てる様に治療しながら周りの理解を得る事も大切です。